カラダでつくる アタマでつくる。
自分で言うのもなんですが、私は結構しつこい性格でして。
ついつい、いろいろな物を、いつもシリーズで揃えていってしまいます。一度気に入ったら、なか
なか嫌いになれないんです。
毎日紹介しているCDについてもそうで、気に入ったアーティストはマンネリ化しても落ち目になっ
てもしばらく買い続けてしまいます。
そんなときいつも感じるのは、アーティストの初期の新鮮さ初々しさと、その後の熟成とのバランス
の難しさ。
初期の作品は多少不器用でも、今までやりたかったことを素直に、がむしゃらに表現しているとこ
ろが魅力。後期の作品では試行錯誤の上、スキルアップして隙がなく完成度が高いところが魅力。
(どの時期が一番ヒットしていたかは別として)
初期はカラダ(感覚)でつくり、後期はアタマでつくる感じでしょうか。どちらにも魅力があると思い
ますが、初期の素直さや無垢でシンプルな感じは、多くの人に共感されるものだと思います。
その魅力を残しつつ熟成していくことは本当に難しいです。
本日の音楽:oasis[Definitely Maybe] 03 Live Forever
デビューアルバム。この頃の音、曲は二度とつくれないんでしょうか。名盤です。