年下でも年上。
先日、吉田晃輔さんという大道芸人さんの、お話とパフォーマンスを見る機会がありました。
来月、中国ゴマ(お椀を2つくっつけたようなコマを柄のついた紐で操るやつです)で世界大会
に出場するとのこと。お話の中でも「絶対優勝してきます!」と力強くおっしゃっていました。
一番印象に残ったのはこの優勝宣言。誰しも何かにチャレンジするときは、頂点を目指して
取り組むと思うのですが、口に出して「宣言」はなかなか出来るもんじゃありません。宣言通り
の結果にならなかったら・・・・ということもありますが、何より過程(練習)で気を抜くことができ
なくなりますよね。私なんかは自分に甘えて宣言できないタチです。
そんな吉田さん、昼間は会社で働いて、毎晩8時から深夜2時まで練習、休みの日はボランテ
ィアでイベントなどに参加と・・・やはり世界に行く人はハンパじゃないです。しかもそれが「楽しい」
とのこと。(吉田さんの言っている「楽しい」は、やりがい・充実・挑戦、という意味での楽しさだと
思いますが。)すごいです。
こんな場面で、いつも不思議なのは、高いレベルで活躍している人を見ると、自分より年下でも
年上に思えてしまうことなんです。サッカー選手、プロ野球選手、オリンピック選手はもちろん、高
校球児でさえなかなか年下に思えてきません(自分の見た目は完全におじさんなのに、お恥ずか
しい話ですが)。
一流の人たちを無意識に尊敬しているのか?圧倒されてしまっているのか?はたまた自分の
精神年齢が低いのか?よくわかりませんが、やっぱり吉田さん(22歳)も年上に思えてしまい・・・。
これから精神年齢を上げていくためには、吉田さんのように高次元で楽しむこと、何か宣言して
自分を縛ること・・・ですかね。
本日の音楽:COLDPLAY [A Rush Of Blood To The Head] 05 Clocks
持っているCDの中でも今までに聴いた回数はかなり上位。もうすぐニューアルバムがでます。
たのしみです。