出来上がりは、みんな同じケンチク。
模型を手伝ってくれている学生さんから
「設計するときどうやって発想していますか???」
という質問が。
ケンチク設計のアプローチやモチベーションって、人それぞれ(もちろん時と場合によっても・・)
千差万別ですよね。
住宅をひとつ設計するにしても
・今までにない建築論を作り出そうとする人
・歴史を考える人
・都市との関係を考える人
・人と人のかかわりを考える人
・構造の革新性にチャレンジする人
・環境・エネルギーについて考える人
・植物や生物の構造から発想しようとする人
・コンピュータのプログラミングによってカタチをつくる人・・・・などなど
(※誤解を招きそうですね。あくまでお客様の要望を満たす前提で・・・と、ご理解ください(笑)。
別の言い方のをすれば、お客様の要望を、どういったプロセスでケンチクにするかということです)
上記はマニアック系ですね(笑)
そうではなくて、木のぬくもりのある家・囲炉裏のある家・古民家風の家・白い塗り壁の家・・を設計
したい・・など「直接的」なアプローチもありますよね。
こちらのほうが理解されやすそうですが。
私自身、どこに当てはまるのかわかりません。いつも、こうやって何か案が浮かんでくるという、お
決まりのパターンもありません(全然、質問の答えになっていないですね(笑))。
でも「自分自身も楽しくて、納得できていて、好きだと思えるものを、お客様に自信をもって提案し
たい。最終的にみんなで喜びを共有したい。ニヤニヤしたい。」と、いつも思っています。
そういうケンチクは長く愛される強いケンチクになるのではないかと考えています。
ルートは人それぞれでも、出来上がるモノは、みなケンチク。良いものかどうかは、そのケンチク
自身が語るんでしょう。
学生さんの場合は、いろいろな建物を見たり、設計事務所を体験したり、友達と語り合ったりして
自分にあったやり方を見つけてほしいですね。どんなルートであってもいいので、自分が納得でき
る案を作ることが大事。
自分がイマイチと思っている案は、他の人を納得させることできないですから。
本日の音楽:小谷美紗子 [ Who-08- ] 01 Who-08-
久し振りにシングル買いましたよ。2年位前の曲みたいなのですがドラマ「ゴンゾウ」見てから気に
なって。疾走感があって、切なくて、私にとっては今年一番のシングルです。とてもイイ!
イントロがRed Hot Chili PeppersのBy The Wayみたいです。