お酒が強い。
昨日、ある経営者の会の飲み会がありました。
私のような若輩者は、誘っていただけただけでも光栄なのですが、皆さんとても気さくにお話して下
さるんですよね(浜松の企業の社長さんばかり)。
大きくて、あたたかい方ばかりです。
(でも・・・何度参加しても緊張です・・・・・汗。)
こんな風に、業種も立場も様々な大先輩方にふれ、いろいろなお話を伺うチャンスがあることは、と
ても幸せです。いろいろ自分なりに考えさせられますし、目標にもなりますし。
それにしても、皆さんとても元気(親父のような年代の方々なんですが・・・)で、お酒も強い(笑)。
私は先に御暇させていただきました・・・・(情けない・・(笑))。
本日の音楽:Stereophonics [Just Enough Education To Perform] 03 Mr.Writer
ステレオフォニックスも好きですべてのアルバムを持ってます。これは3作目。このアルバムからUK
バンドらしくない渋いアメリカンロックテイストに変化しました(酒とタバコが似合う感じの)。カッコイイ
です。
二重苦になる。
TVもネットも新聞も「あの」ニュース一色ですね。
今日は、
「ずっと純粋な気持ちでモノづくりをしていきたい」
「一職人、一技術者であり続けたい」
「客観的な見方のできる人でありたい」
「小さな幸せを大切にしたい」
そんな気持ちにさせられる一日になってしまいました。
それにしても、最近のTVキャスターの方々のコメントって、「一個人」のような無責任さと好奇心に
溢れているように思えます。事件に対する腹立たしさとは違う種類の、何とも言えない気分の悪さ
が残りますね(悪いニュースと??なコメントの二重苦です・・・)。
本日の音楽:COUNTING CROWS [ recovering satellites ] 02 Angels Of the Silences
作者がどうなろうとも、作品は色褪せない・・・って思ってますが、どうなんでしょう・・・。今日紹介
の曲なんかもそうなんですが、イントロとともに蘇ってくる思い出や情景があります。そういうもの
は、何があっても色あせない、受け手側だけの財産ですよね。
自覚症状のあるハダカの王様。
今月号の「rockin'on 」に載っているトム・ヨーク(レディオヘッド)の対談。
内容は昨年発表されたアルバム[ IN RAINBOWS ](このアルバムは購入者が価格を自由に設定
してダウンロードする方式で発表、その後にCDで発売(すべてレコード会社ではなくアーティスト主
導)されました)についてです。
この対談の中で、音楽作品の評価のされ方についての発言があって。
新しいアルバムを既存ルートで発売する場合に、
「一番最初にコメントした人物の意見が、その後の主な意見として参考にされてしまう」
「最初に意見を言った人物が作品の評価を左右する力を持っている」
と。これを避ける一つの手段として、唐突なタイミングでのダウンロード発売を選択したと。
※通常、作品完成→発売3か月前にサンプルCDを評論家などに送る→雑誌取材→発売、といっ
た具合に、CDをたくさん売るための作戦(手順)があるらしいです。
そこには音楽業界独特の商業モデルがあると思いますが、世の中のすべての価値観や基準にも
当てはまる話ですよね。
良い・悪いと感じる感覚が、必ずしも自分自身の中にある感性でない・・・かもしれないということ。
何かしらの情報(雑誌やインターネットや口コミ)が意識の中にインプットされていて、それを基準に
良い・悪い欲しい・いらない、を判断している場合が多いかもしれないということ。
→(ただ純粋に、本能的に、好き(良い)と感じているモノなんて、実は存在しないのかも・・・)
他にも、
親の影響(親も何かの影響から作られた価値観で生きている(笑))もあるでしょうし。
友人の影響(友人も何かの影響から作られた価値観で生きている(笑))もあるでしょうし。
教育の影響(教育だって、何かに影響を受けた人たちの集まりで作られた価値観???)も大き
そうですよね。
こんなことを考えていると、「宇宙の果てってどこなんだろう?」「死んだらどうなるの?」と一緒で
夜も眠れなくなってしまいそう・・・(笑)。
なんだか訳のわからないことを言っていますが、憂いているわけではなくて、
たとえ自分自身が(自分自身の価値観が)誰かに作られたモノであったとしても、誰かの手のひら
の中で踊らされているだけだとしても、それを冷静に理解しつつ、あっけらかんと大手を振って人生
を歩んでいくのが、一番カッコイイし、オシャレだと思っているんですけど。
ん?この感じって、自覚症状のあるハダカの王様?=典型的なB型人間なだけ(笑)?
・・・(寒っ)。
本日の音楽:RADIOHEAD [ AMNESIAC ] 05 I Might Be Wrong
11月にライヴDVDが出るようで。これは絶対買うでしょう。11月はいろいろと楽しみな月です。
ココロのデザイン。
昨日は、朝に講話を聞いた後、村瀬充アトリエの村瀬さんと豊川で打ち合わせ。
その後、村瀬さん設計の、できたてホヤホヤ住宅「カイハウス」におじゃまさせていただきました。
スキップフロアで構成されていて、図面上はとても複雑なのですが、体感する空間としては、変化
に富みつつも、すっきりとしたまとまりのあるお宅です。
場所によって変化する視線の抜け、何処にいても感じる各フロアの連続感・・・・ついつい長居して
しまう空間でした。
村瀬さんが設計された住宅にお邪魔して、お施主さんのお話を伺って、いつも感じるのは、「充実し
たプロセス」を経て住宅が完成していることです。
「充実したプロセス」=信頼感=満足感、達成感=生き生きとした暮らし・・・・。
設計者には当然それぞれの「色」があります(そこが設計者選びのポイントですよね)が、
デザインすべきは「充実したプロセス」。目に見えないもの。過程やココロだと、つくづく・・・。
そんな住宅に出会うと、一訪問者である私も、とても幸せな気分になります。
本日の音楽:Snow Patrol [ Hundred Million Suns ] 02 Crack the Shutters
コールドプレイ系ではあるものの、もう少し地味目?なUKバンド、スノウパトロールの新作。素直に
美メロな曲をやってます。聞きやすいですし、よい曲が揃ってます。このアルバム収録ではありませ
んがスパイダーマン3の主題歌も担当していましたね。
せめてポジティブなピースになろう。
今日、日本サッカー協会、常務理事の桑原勝義さんの講話を聞きました。
藤枝東高で選手権に優勝し、日本代表でも活躍、元チェアマンの川渕さんや釜本さんと日本の
サッカー界を引っ張ってきたスゴイ方。
藤枝東の藤色のユニホームに「あこがれ」、日本代表のブレザーに「あこがれ」、上り詰めた選手
時代。プロ化、ワールドカップ出場を描いて奔走した指導者時代。そして今後の50年・・・。
時代を作ってきた方のお話はホントに魅了的でワクワクします。
が・・・・
桑原さんはお話の中で、背も低く、足も速くなくて、才能に恵まれていなかったというようなことをお
っしゃっていましたが、イヤイヤ(笑)。運動神経、努力の仕方、目標の持ち方・・・どれもフツウの人
じゃなかったハズ。弟さんだって、元ジュビロ磐田の監督(最近まで横浜Fマリノスの監督)までい
った人ですし、遺伝子的にもかなり・・・。
「あこがれ」だってフツウの人が持つ憧れとは全然別モノだったしょう(執念に近いようなものじゃな
いでしょうか)。
→勉強会や講演会で話す一流の方は、たとえ別のやり方でやったとしても成功するだろうし、別の
分野であっても成功していたでしょう・・・なんて。
でも、こんな冷めたことを言っている私のような人間は、成功者には絶対なれませんね(笑)。
才能と努力で勝ち取った方の貴重な経験を見た、聞いた、多数の中から、また一人の成功者が生
まれて、またその人が多数に語る、魅せる・・・・そんなことの繰り返しで、日本の財産は作られてい
くのでしょうから(歴代の日本代表も作られるし、新しい技術も生まれるし、歴史に残る作品も生まれ
る・・・ということ)私のようにフツウな人間も、希少な日本の財産を生み出すのには必要な「ピース」
ってことで(笑)、胸を張って(胡坐をかいて(笑))いようと思います。
→ダメ人間(笑)。
※良い子のみんなは決してマネしないで、純粋に「夢」や「あこがれ」を追いかけてほしいと思います
し、もちろん私だって「夢」や「あこがれ」の気持ち、持ってますよ!(笑)。
成功できなくても、誰でもポジティブな「ピース」の一つには、なれるハズ。
本日の音楽:Super Furry Animals [ Love Kraft ] 01 Zoom!
程よくポップでエロクトロニック。多彩な曲。飽きないバンドですね。中でも私はこのアルバムが1番
のお気に入りです。