朗報。
昨日、時々事務所に来て模型制作を手伝ってくれている学生さんから一通のメールが・・・。
応募していたコンペに入選したとの報告でした!
私がなにか教えたりしたわけでは、全然ないんですが、知り合った学生さんの朗報は、やっぱり嬉
しいです。
(ちょっぴりうらやましかったりもして(笑))
とにかく、おめでとう!
ウェブ上に入賞作品が公開されたら紹介しますね。
本日の音楽:くるり [アンテナ ] 04 ロックンロール
くるりの中では、一番ロックでバンドな一枚です。私は、このアルバムを聴くと、締め切りに追われて
必死に図面を描いていた「冬のある日」を思い出してしまいます。。。苦しくも充実してましたねー。
ほめてのばす屋根屋さん。
昨日、金属屋根(壁)屋さんMAX KENZOの社長さんとお話する機会がありました。
とても失礼な話なのですが、最初に名刺を頂いた時には、社長さんだとは思わず・・・・だって、
名刺に「代表取締役社長」という肩書が書いてないんですよ(プロジェクト営業部と書かれている
だけ)。
後輩のS君に誘われて、その会に参加したのですが、あらかじめ言ってくれなきゃ・・・(汗)。
でも、そんなスタイルって、とてもカッコイイですね。私もいつか社長になったらマネしたいです(笑)。
それにしても、事務所設立以来、社長さんや役員さんなど企業の経営者の方と会う機会が増えま
したが、皆さん本当にエネルギッシュで・・・昨日の「屋根屋の社長さん」はその中でもトップクラス
かも(笑)。
お話を聞いていても、全然休みをとっている様子がない。しかも(でも?)めちゃくちゃ多趣味で旅行
好き(70カ国くらい行っているとのこと)。しかも体のケアも、とてもマメなんです(スポーツジムとか
育毛剤とか→社長さんいわく徹底してやれば効くらしい(笑))。
そんな(笑)?屋根屋さんのウリはなんといっても、どんな金属屋根・壁でも絶対つくる、できないと
言わない姿勢です。
ですから、有名建築家とのお仕事がとても多いんですよね。黒川紀章さん、藤森照信さん、遠藤秀
平さん、隈研吾さん、西沢立衛さん、伊東豊雄さん、吉松秀樹さん、飯田善彦さん・・・・などなど。
しかも「ああ、あれもですか!」と思わず叫んでしまうような有名ケンチクばかり。MAX KENZOさん
への入社希望理由が有名建築家に会いたいから!という志願者もいるらしいです。
(私も竹下事務所時代に設計のお手伝いをお願いしたことがありまして(恐れ多い話です(汗))、
その時にも、こちらの発想・提案を肯定的に受け取ってくださって、なんとか実現しようという姿勢に
は頭が下がりました。これは設計者としてはモチベーションが上がりますよね。やっぱり、ほめられ
たほうが、のびますよね(笑)。)
昨日も、現場の興味深いエピソードをいろいろ聞かせていただきました。
社長さんの話題が豊富すぎて、昨日も、その中のほんの一部しかお聞きできていないのではない
かと思うのですが、とても楽しくエネルギーをいただいた一時でした。
そして・・・会がお開きになって、ガッチリ握手を交わした後、大股にさっそうと歩いて「屋根屋の社
長さん」は帰っていったのでした。ホント元気(笑)。
話題豊富な屋根屋さんですので、HP、ブログも面白いです。十和田美術館やビーンズドームの写
真も載っていますよ。
本日の音楽:LIVE [ Live At Paradiso ] 06 Selling the Drama
ややこしいのですが、ライブのライブ盤。私が大好きなアメリカのロックバンド。バンド名にライブとつ
けるだけあって、カッコイイライブやってます。これは、最近やっと発売になった初のライブ盤。
感動、また感動の現場。
今日、打ち合わせの帰り道、後輩が監理している現場の前を通りかかると、足場が撤去されて
外観があらわになっていました。
道端に車を停めて、外から眺めているだけでも、設計の意図を純粋に現場に反映させようとして
いる気持ちがひしひしと伝わってきて感動・・・・。
気合いの入っている現場は、やっぱり雰囲気が違いますよね。
監督さんや職人さんもベストを尽くして頑張っているんでしょう。本当にご苦労様です。
それから、このかなり挑戦的な建築を、実現させたお施主さんの思想にも、また感動・・・・。
今週の土曜日に、内部を見学させていただくことになっているので、今から楽しみです。
本日の音楽:Coldplay [ Prospekt's March Ep ] 04 Rainy Day
コールドプレイの新作?ミニアルバム。今年発売されたアルバムの続編(おこぼれ?)的アルバム
です。質の高い曲が詰まってますが、1枚にまとまっていたら、もっとよかったのにという感じはして
しまいます。
お暇なときに。
今年竣工した大規模建築のなかで印象深かったものの一つに、山本理顕設計工場さんの東京都
福生市庁舎があります。
邑楽町役場のような「システム」を大々的にうたって(「ユニット」による施工法(解体法)を提示して)
その決定された「システム」(ルール)の中で住民と一緒にプランを作っていくいうやり方は、自由度
が高そうな反面、何か堅苦しい感じもしますし、ケンチクに対してあまり積極的で人間味のあるアプ
ローチではないような気がするんですが・・・
この福生市庁舎は少し違っているようで(外壁も茶色(レンガ)であります(笑))。
周辺建物との調和とか楽しさとか・・・カタチ的にも芝生の丘や、建物の足もとのスカート(建物の壁
が外の床までなめらかにつながっています)とか・・・設計者のいきいきとした発想が感じられて、好
印象なケンチクでした。
この福生市庁舎の現場での設計監理スタッフの格闘の様子を、ブログ「市庁舎現場レポート」で見
ることができます。打ち合わせの様子や現場検査、サンプル検討や施工不良の対処など・・・かなり
赤裸々にレポートされていて興味深いブログです。
施工期間、約三年分の記録ですので、お暇な時にどうぞ。
本日の音楽:Wet Wet Wet [ Picture This ] 01 Julia Says
以前も紹介しましたUKのポップスバンド(アイドルではなく)。声がいいし、とっても大人な感じの
バンドです。現在も活動しているんですが、日本ではあまり知られていないせいか、過去の作品は
ベスト以外ほとんど廃盤のようで・・・。私のお気に入りの一枚なんですが、これも・・・(泣)。
最高到達点。
日曜日の午後は仕事を一時中断して、息子とガンプラ作り(先週、息子の誕生日プレゼントで買っ
たヤツ)。
制作にとりかかる気分になるまでに、結構なエネルギーが必要だったのですが、作り始めてビック
リ。めちゃくちゃ簡単でめちゃくちゃ作りやすいんです。接着剤いらず、塗料いらず・・・道具はニッパ
ーのみでOK(もちろんリアルこだわってに作る場合は別)。
ただ、ぼーっと何も考えずに説明書通り作っていけば、完成してしまうのです(しかもスタイル抜群
でカッコイイ)。
仕事の合間に息子につきあってつくる分にはちょうど良かったのですが、なにか物足りない感じ・・・。
私が子供のころのガンプラは結構不細工で、いろいろ改造したりして自分なりにカッコよく見せる
工夫をしたくなってしまうモノでした。そんなスピリットが大人になってのケンチク模型づくりにも生き
ている(思い込み?)と思いますし。
でも、これは「昔はなぁ・・・」と説教をするオヤジ的発想であって、今どきのガンプラを作る子供達は
子供たちで(今どきの子供は作らないですかね?熱中するのは大人?)もっとカッコよくとか、もっと
本物っぽくとか工夫するんでしょうけど・・・。
趣味のモノづくりもスポーツの記録と同じで、時代が進めば、理想も高くなるし、越えるべきハード
ルも高くなっているのだとすれば、喜ばしいことですが。
そんな、うっとうしいことを考えつつも・・・
休日の昼下がり、息子とガンプラを作るオトウサンという構図。
これはある意味オトウサンとしての理想形、最高到達点なのであります。幸せ(笑)。
本日の音楽:THE POLICE [ Synchronicity ] 07 Every Breath You Take
言わずと知れた名盤・名曲。私はレゲエのリズムをポリスで知ったような・・・。
それとEvery Breath You Takeの爽やかで淡々としたリズムに病みつきで、似たリズムの曲(結構
あります)を聞くと、今でもついつい買ってしまいます。