セリフのない映画。
正月、子供たちにせがまれてピクサー映画「ウォーリー」を見に行きました。
子供向け映画だと思って期待していなかったのですが、なかなかイイ映画でした。
人類が宇宙に移住してゴミまみれの29世紀の世界。一人で黙々とゴミ処理を続ける(700年も)ウォーリー・・・。
埃っぽい都市、ゴミを固めたブロックで作られたビル(ウォーリー作)群のなかでの、ウォーリーとゴキブリ君?、途中、植物探査のため地球にやってくる新型ロボット「イヴ」、この三者のやり取りがとてもイイ。
何せ、この映画・・・
始まって1時間近くまともなセリフなしでストーリーが進んでいくんです(三者ともほとんどしゃべれません(笑))。当然、表情もナシ。
言ったセリフといえば「ウ・・・ォ・・・リ・・ィ・・・」くらい(笑)。でもテンポがよくて、ユーモアがあって全然退屈しなかったです。ちゃんとロボットの感情も伝わってくるし、かなり高度に作り込まれた印象(でも、ここまではあまり子供向きでないような・・・どちらかと言えばシブい映画(笑))。
その後、
ウォーリーとイヴは地球を離れ、人間の住んでいる宇宙船に行くのですが、そこからは結構ありきたりのハラハラドキドキ冒険ストーリで少々残念(子供にはわかりやすくて楽しかったかも)。
そんな訳?で、大人も子供も楽しめる(笑)正月映画でイイ家族サービスができました。
DVDがレンタルされたら前半だけでも観てみてください。。。。
そうそう・・・・ウォーリーは太陽エネルギーで動いてるようで、毎朝、太陽光を浴びて起動します。その起動音がMacの起動音なんですよ(ジャンってやつです)。細かくて嬉しい演出でした。
本日の音楽:Counting Crows [ Saturday Nights & Sunday Mornings ] 01 1492
昨年発売された最新作。いつも変わらず良質な音楽を届けてくれます。前後半の2部に分かれていて聴きごたえ十分のアルバムです。