やさしく、まろやかな。
Casa BRUTUSの2月号は「住宅案内2009」です。
この特集は毎年恒例で、前年の建築家設計による住宅を特集するもの。
年間購読を止めてしまったCasa BRUTUSですが、今でもこの「住宅案内」号だけは欠かさず、毎年購入しています。
「住宅建築」などの専門誌よりもやさしく、「新しい住まいの設計」のような一般向け誌よりマニアックで、毎年なかなか楽しい内容になっています。
1年分まとめて見ることができるのもイイですよね。
こういった特集を見ると、Casa BRUTUSは建築家による住宅を、一般の皆さんに広く上手に広めた功労者だなとあらためて感じます(建築家がタレントのように扱われる弊害もあるかも知れませんが・・・)。
私たち設計者は、どうしても小難しく説明したりと、同業者に向けてカッコをつけてしまう面がありますので、Casa BRUTUSの紙面は、そういう意味でも、とても参考になるもの(文章も、やさしくまろやかです)だと思っています。
「住宅特集」のリニューアル紙面も、そんな影響を少し受けている気がしますし・・・。
本日の音楽:Gin Blossoms [ Outside Looking In ] 14 Til I Hear It from You
大学時代良く聴いていた思い出のバンドの一つ。メロディ重視のアメリカのロックバンドです。このころ、グランジブームの裏で、Hootie & The BlowfishとかToad The Wet Sprocketとか、今でも元気に活動しているCounting Crowsとか・・・素朴なロックバンドも流行っていました。