映画音楽をBGMに。
金城一紀さんの小説、「映画篇」を読みました。
映画をモチーフにした5つの物語(ハードボイルド、ロマンス、ヒューマン・・・・)が、ひとつの時間軸、ひとつの場所の中に、共存した形で描かれている小説です(それぞれの登場人物が絡み合うことはないのですが)。
・・・最終話は本当に心温まる結末で感動しましたし、他のエピソードの登場人物も皆登場するエンディングは映画のエンドロールを見ているかのようで、気持ちよかったです。
小説の中には、映画の題名やエピソードが「これでもか」というくらいたくさん盛り込まれていますので、映画通であれば、さらに楽しめる小説。。。。金城さんは本当に映画が好きなんでしょうね。私の好きな「ショーシャンクの空に」も登場していて、劇中の音楽に関するウンチクに「へぇー」でした(笑)。
私は・・・映画音楽をBGMに、もう一度読みたい。ツタヤで名作映画音楽大全集的なCDでも借りてきます(笑)。
本日の音楽:Soundtrack [ 愛と青春の旅立ち ] 01 メインテーマ
小説には登場しませんが、映画音楽の定番の一つがコレでしょう(笑)。聴くと、白い軍服姿のリチャードギアが、町工場に女の子を迎えに行くシーン・・・・鮮明に浮かんできます。