空飛ぶ家。
なんだか最初から最後まで、予想通りの展開で、予想どおりな結末なのですが、とてもロマンチックで心温まる映画でした。
カールじいさんと、将来、奥さんになるエリーとの出会い・・・別れ。
夫婦の夢の場所(秘境)を目指して、大量の風船で空に浮かぶ夫婦の思い出の「家」。
エンディングでは、その「家」が・・・夫婦の夢の場所(秘境)に鎮座して、
カールじいさんは、街で、現実の世界を、また新たに生きていく・・・。
全てが、詩的で絵的。
子供たちも楽しめたみたいですし(息子談:トランスフォーマーより面白かった(笑))、大人も感動できた映画でした。
それにしましても・・・
家を移動させる、究極、空に浮かべる、という行為は(島や城なんかもそうですが)とても刺激的でワクワクしますね(映画のテーマは、そういうのは現実逃避で虚像だよ、ということなんでしょうけど(笑))。
地面にしがみついて、どれだけこねくり回して設計しても、「空飛ぶ家」、「旅する家」の魅力、たたずまい?にはかなわない気がします(キャンピングカーや自家用ジェットみたいに、車や飛行機や宇宙船内で暮らせるよって感じじゃ駄目ですよ(笑)。あくまで「家」そのものが動くという・・・)。
いつか、そんな現実逃避の別荘でも、設計できたら(笑)。。。。
本日の音楽:くるり「Philharmonic Or Die 」11 WORLD'S END SUPERNOVA
今年もたくさん聴きました、お世話になりました、このくるりのライブアルバム。今年はニューアルバムが出たり、トリビュートアルバムが出たり、ファンとしてはウレシイ一年でしたね。なんと、今年のシメはユーミンとのコラボシングルのようで。もう、くるりも大御所です。。。