「00年代アルバム・ベスト20」
今年もあと4日。
いよいよ00年代も終わりですね。
00年代・・・
70年代、80年代、90年代・・・と渡り歩いてきた(笑)なかで、私にとっては一番早く過ぎた10年だったように思います。
ネットなどの影響もあって、、、価値観が多様化して「濃い」特徴が生まれにくくて、掴みづらくなった世の中と、時間の経過が加速度的に速まってきた(笑)自分自身の年齢が、作用しあったような感じでしょうか(年齢のせいだけじゃないよね!と信じたいだけですが(笑))。
とにかく、あっという間でした。。。
音楽も言い表すのがムズカシイ。
誰もが知っているような、ビッグヒットや大スターが生まれにくい時代になりましたし・・・。
・・・が、(地味でも、無名でも、規模が小さくても)たくさんの良い作品やアーティストが生まれた(発見された、発信された、存在できた)時代でもあったのも事実→ケンチクにも言えると思いますけど。。。
作品を発表したり、自分の考えを伝えたり・・・メジャーであること、企業であること、個人であること、プロであること、素人であること・・・隔たりがどんどんなくなっていますよね。
特に「個人」の可能性や影響力は、すごく増しているように感じます。
時代の空気を象徴したような音楽が少ない分、何十年か後に聴いてもあまり古く感じない、そんな音楽が00代の音楽かもしれません。
「00年代アルバム・ベスト20」(個人的な思い出ポイントも込です(笑))
20位:Travis [ Invisible Band ] (2001)
19位:Matchbox Twenty [ Mad Season ] (2000)
18位:Dave Matthews Band [ Busted Stuff ] (2002)
17位:My Morning Jacket [ Z ] (2005)
16位:Flaming Lips [ Yoshimi Battles The Pink Robots ] (2002)
15位:Cornelius [ Sensuous ] (2006)
14位:くるり [ World Is Mine ] (2002)
13位:U2 [ All That You Cant Leave Behind ] (2000)
12位:Thom Yorke [ Eraser ] (2006)
11位:Doves [ Last Broadcast ] (2002)
10位:Wilco [ Yankee Hotel Foxtrot ] (2002)
09位:Red Hot Chili Peppers [ By The Way ] (2002)
08位:White Stripes [ Elephant ] (2003)
07位:Arctic Monkeys [ Whatever People Say I Am, That's What I'm Not ] (2006)
06位:Radiohead [ In Rainbows ] (2007)
05位:Strokes [ Is This It ] (2001)
04位:くるり [ Team Rock ] (2000)
03位:Coldplay [Rush Of Blood To The Head ] (2002)
02位:Arcade Fire [ Funeral ] (2004)
01位:Radiohead [ Kid A ] (2000)
00年代前半はロックリヴァイバルなバンドが、頑張ってました。その中でも、「ストロークス」は断トツにシンプルでカッコよかったです。
コールドプレイは、00年代のバンドの中では珍しい、世界規模で成功したロックバンドでした。
邦楽では個人的に「くるり」を聴きまくりました。この10年の間に日本の音楽シーンでの確固たる地位を確保した感じです。
レディオヘッドは00年代最初に今までのロックを覆すようなアルバム「キッドA」、後半にはネットで発表したアルバム「インレインボウズ」と、00年代を牽引したバンドでした。
10年代もいろいろ期待しつつ、楽しんで聴きたいものです(iPodの容量が心配・・・)。