渡辺隆建築設計事務所

BLOG

03.23.2011

天野君。

お昼にTVをつけましたら、春の選抜高校野球が開幕していました。

震災に配慮して鳴り物を使っての応援がない甲子園は、いつもの風景ではないものの、、、

TV越しに春の日常的なシーンを見て、「ほっ」。

高校球児の、努力の成果を発揮する場・夢の舞台が中止になることなく開催されてよかったです。

そして、被災地でも一日も早く、このような日常から元気をもらえる状況になりますように。。。

日常と言えば、、、渡辺隆建築事務所の日常が4月から大きく変わります。

スタッフの天野君が今月(3月)いっぱいをもって、事務所を卒業することになったのです。

渡辺隆建築設計事務所の3年3カ月の歴史のなかの2年に係わった天野君。

事務所の第一号スタッフの天野君。

ブログネタをいつも提供してくれた天野君(笑)。

皆さんにも大変可愛がっていただきました。本当にありがとうございました。

そんな天野君が渡辺隆建築設計事務所初の出身者として独立します。真面目な人柄(真面目すぎる(笑))の彼ならきっとなんとかなるでしょう。

ここ数日の私は、彼の事務所の名前を考えたり(出来ればホントに命名させてほしい!(笑))、いらぬお節介を焼いています(笑)。。。

事務所名が何になるかも含めて、これからの天野君にいろいろ期待!

お世話になった皆さんには改めてご挨拶に伺います。どうか今後ともよろしくお願いいたします。

本日の音楽:Killers [ Day & Age ] 02 Human
天野君からのリクエスト。事務所での思い出の1曲だそうです。良い思い出なのでしょうか・・・(笑)。

03.21.2011

Walk On。

大地震以降、PCにむかってはみるものの、、、気分が不安定になってしまって、なかなか書くことができず一週間が過ぎてしまいました。

いろいろなメディアから伝えられる被災地の状況は依然厳しく、胸が締め付けられる思いです。

そんな中、昨日は震災から10日目にお2人が救出されるという、嬉しい奇跡が起こりました!新聞を読んで涙が出ました。直接的な被害のなかった地域に住んでいる者として情けないですが、元気をもらいました。

明るく元気よくやっていかないといけないですね。

あらためて、これからまた、

仲間たちとなにができるか相談しながら(義援金はもちろんですが、元気になるコトを起したいですね)、
設計事務所としてなにができるか考えながら(たぶん長期的なコトになるでしょう)、
いつもの業務をしっかり進めながら(建材不足などへの対策も必要になりそうです)、

日々の何気ない小さな出来事を、このブログで綴っていこうと思います。

気が付けば、、、早いもので明日は小学校の終業式。。。

子供たちの1年の締めくくりは、事務所にとっても転機の時になりそうです。

本日の音楽:U2 [ All That You Cant Leave Behind ] 04 Walk On
「Walk On」大切な曲です。

03.15.2011

星かご。

再び、florist_gallery N さんの出張ギャラリーで開催中の[ 出張N in 浜松 東条香澄展「space」] に行ってきました。※今回の展示は今週末で終了になります(19日(土)・20日(日)、13:00-18:00 入場無料)

今回は、子供たちを連れて家族で。

子供たちがワークショップに参加して白いペンキを塗った壁に、東条さんの素敵な作品が飾られている様を、どうしても見せたくって。

ギャラリーという場所に戸惑いながら、東条さんや二宮さんにテレながら、、、ちょっとぎこちなく作品を鑑賞した子供たち。

hoshikago1.jpg

小学4年生のお姉ちゃんは、この小さな「星かご」という作品をとても気に入ってしまって、何度も作品の前を行ったり来たり。

そして、なんと、この「星かご」は、ウチにやってくることになったのでした。

顔や手をペンキだらけにしながら(髪の毛に着いたペンキがお風呂に入ってもなかなかとれなかった!(笑))壁を白く塗って、素敵な作品が飾られたその後の空間に足を踏み入れて、その作品を生み出しているアーティストの東条さんとお話して、自分の部屋にその東条さんの作品の一つがやってくる。。。

子供たちにとっても、私たち親にとっても、素敵で幸せな体験になりました。

東条さん、二宮さん、ありがとうございます!ウチに飾られる日が待ち遠しいです。

本日の音楽:斉藤和義 [ Fire Dog ] 06 空に星が綺麗

03.14.2011

国際電話。

今日、約1年ぶりに、中国重慶のシゴトでお世話になった陳さんから国際電話がありました。

「渡辺さん、元気?大丈夫?」と。

中国でも東北地方太平洋沖が大きく報じられているようです。

インターネットやTVから伝えられるニュースに胸を締め付けられながらも、日常の業務をこなすことしかできない事務所にかかってきた一本の電話。。。

ここ静岡県磐田市に被害はありませんでしたけれども、

「人の繋がり」がうれしくて、あたたかくて、、、

元気をもらいました。

被災された方への直接的な支援・協力はもちろんですけれども、そうでない「できること」もありますよね。

世界中の人たちが心をいため、祈り、勇気づけようとしてくれています。

本日の音楽:エレファントカシマシ [ 昇れる太陽 ] 03 絆
車での移動中も今はひたすらラジオでニュースを聞いています(普段はiPodをつないで音楽を聴いているのですが)。辛い地震情報の合間に流れる音楽にホッとします。やっぱり音楽はいいものですね。音楽の力は凄いです。

03.12.2011

お見舞い申し上げます。

地震・津波の被害に遭われたみなさま、ご家族や親族のみなさまにお見舞い申しあげます。

めまいと勘違いするような揺れであったここ磐田の地震情報を得ようと電源を入れたTVだったのですが、その後次々に報道される想像をはるかに超えた情報と映像に深夜まで画面の前を動けませんでした。

地震から一夜明けた今日、被害の状況が明らかになるほどに事態の深刻さが増し、朝から辛い気分で過ごしておりましたが、「伊東忠太 可睡斎護国塔100年展」倉方俊輔先生の記念講演は予定どおり開催されるとのことで午後から袋井市の可睡斎へ。

gokoku1.JPG

大変な状況の中、黙祷し始まった倉方先生の講演会と見学会は、伊東忠太の魅力はもちろん

地元に歴史的に貴重な建築があること、
地元を盛り上げていこうという熱意をもった方がたくさんおられること、
そして地元にいながらにして倉方さんのような方の貴重なお話を伺えること、

すべてに感謝感謝の3時間でした。

嬉しい出会いもたくさんありました(みなさんまたお会いしましょう!)。

gokoku2.JPG

また、伊東忠太のエネルギッシュな生きざまとユーモアとオリジナリティにあふれた建築に触れ、倉方先生の明るく温かいお人柄に触れ、、、被害を受けなかった地方の者として、また建築にかかわる者として、前を向いてやっていかなければいけないと勇気が湧きました。

とにかく、目の前のできることやるべきことをやっていこう。

本日の音楽:Scala & Kolacny Brothers [ It Al Leads To This ] 05 Yellow
ベルギーのコーラスグループによるロックミュージックのカバー。Radiohead、U2、このColdplayなどなど。どの曲も感動的で癒されます。みんなに届けたい曲たちです。→YellowWe Are The World

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