26年後。
映画もいいですけれど、マンガも・・・。
「ダ・ヴィンチ2012年12月号」は「タッチからMIXへ 特集 あだち充」。
雑誌の内容は、あだち充さんのインタビュー、過去の作品紹介と談義、元ヤクルトの古田敦也さんとの対談など盛りだくさん。楽しく読んで、「タッチ」が流行っていたあの頃を思い出してしまいました(その頃、たぶん小学生)。
マンガといえば、最近は「グラゼニ」しか買って読んでいませんけれど、小・中・高・大学生のころは、たくさん読んでたなぁ。
特にスポーツマンガ、、、
「六三四の剣」(村上もとか)
「大甲子園」(水島新司)
「あした天気になあれ」(ちばてつや)
「YAWARA!」(浦沢直樹)
「SLAM DUNK」(井上雄彦)
なんかに夢中になって。
あだち充作品では、
あだち充作品は、淡々とした雰囲気の物語のなかで一見気合が足らなそうな主人公が、世間から天才といわれているライバルを、生まれ持った才能で完全に凌駕する(しかも主人公を見守るヒロインも美人でスポーツ万能!)・・・読むとすごく無力感に襲われるんですけれど、、、好きですねぇ(笑)。
時々、作者が劇中に登場して、演出に対して照れ隠しのようなツッコミをいれるというお約束のパターンもいい。
あっ、校舎や住宅などの建築物の描写もリアル!
そんな愛すべきワンパターンに再び触れたくなって、雑誌を読んだ後に「タッチ」の26年後の明青学園を描いた「MIX」一巻を買っちゃいました。。。
さっそく開いたその単行本の8ページ目で、、、主人公のお母さん38才、お父さん41才・・・(汗)。あのころのように野球少年に感情移入しようと思って買ったのに、あれ・・・これじゃ、子供を見守る親目線になっちゃうじゃないですか(笑)。
考えてみたら当たり前、あれから26年後のお話ですもんね。
スタッフの寺田君も金原君も「タッチ」は読んだことがないとのこと。それぞれ28才と24才・・・そりゃそうです。
39才、いろいろ現実を突きつけられて愕然(笑)。
本日の音楽:村下孝蔵 [ 林檎と檸檬 ] 14 陽だまり
スポーツマンガ以外では、この曲がアニメの主題歌だった「めぞん一刻」や、「ツルモク独身寮」「ジョジョの奇妙な冒険」「シティーハンター 」「MASTERキートン」「MONSTER」などなど。ああ、いろいろ読み返したくなってきました!