アオイホノオ。
ずいぶん遅れているのだと思いますけれど、、、
「ナカムラアトリエ」の中村さんから勧めていただいた「アオイホノオ」に、今ハマっています。
私にとって、この「アオイホノオ」は、お気に入りの漫画「モテキ」と同じ匂いがする、めちゃくちゃ楽しい漫画でした。
「モテキ」がツボ過ぎだったのは、自分好みの「実在の音楽」が絶妙なタイミングで使われているところと、主人公や他の登場人物の心の声がいちいち面白いところ。大げさではあるものの、その心の声(特にモテない男の心理状態)に、「あるある!」と共感できるところ。
「アオイホノオ」では、少年時代・青春時代の「実在の漫画雑誌」「実在の作品」「実在の作者」が頻繁に登場し、漫画家を目指す主人公が、その作品や作者について、負け犬的な批評を繰り返します(そのほとんどがひとりごとか心の声(笑))。
「懐かしー、この漫画、読んでた読んでた!」となりつつ、
(「少年サンデー」や「高橋留美子」や「めぞん一刻」や「あだち充」や「ナイン」や「原秀則」...等々)
それぞれの作品の表現手法などの解説に「へー」となって、
漫画家を目指す主人公(素人)の、なぜか上から目線の批評に、「あるある(笑)!」と共感し、
雑誌に発表される作品を見ては、大げさに「や、やられた・・・」と敗北感を味わい、かと思えば、まだ誰もやっていないことを思いついたと(全然手は動いていない(笑))!有頂天になる主人公に、、、なんだか自分を見ているようで、「ぽっ」と恥ずかしくなる(笑)、、、
・・・そんな漫画です。
現在、深夜のBSでドラマが再放送中。
漫画と共に是非是非。
本日の音楽:SBTRKT [ Wonder Where We Land ] 09 NEW DORP. NEW YORK.
SBTRKTのニューアルバムです。前作と同じくクールな楽曲群。さまざまなアーティストとのコラボも聴きどころです!この曲はVampire Weekend のEzra Koenigが参加しています。→YouTube