何時かのために。
「死んだらJ-POPが困る人、 CDジャケットデザイナー 木村 豊」
いつ何時CDジャケットのデザインの依頼があってもいいように、こんな本を読んで勉強しています(笑)。
歴史や時代背景や条件や意図を知っていくと、好きだったCDジャケットが、さらに好きになっていきますよね。そこに、予期せぬ状況によって生まれた偶然が重なると・・・もう(悶絶(笑))。
邦楽の人物写真系のアートワークの中で、特に好きなスピッツの「フェイクファー」も木村さんの作品です。シンプルで瑞々しい楽曲たちとのシンクロ感が半端なくって・・・(泣)。
(「冷たい頬」を聴くと必ずキャミソールの女の子と逆光のイメージが浮かんでくる!)。
この本を読んで初めて知ったのですけれど、この写真は、撮影当日、雪が降るというアクシデントがあったそうで、、、一面の雪が天然のレフ板になって、普通ではおさえることのできないような光がモデルさんの表情を照らしたことによって、撮ることができたとのこと。
なんと、冬の、しかも雪の中での撮影だったとは・・・。
・・・読んでいるうちにどんどん興奮してきて、勉強ではなく、ただのミーハーなファンになってきました(笑)。
兎にも角にも、音楽に写真やグラフィックなどのアートワークは絶対必要ですし、そこを知ることは音楽をより楽しむ術でありますよね。
これで、何時か誰かのCDジャケットを手掛けることができたら、、、(笑)。
って、建築設計の方は大丈夫?
実は(笑)、CDジャケットの本と同時に、
「建築文学傑作選」
という、建築関係の書籍2冊購入しております。。。
・・・多分、大丈夫でしょう(笑)。
本日の音楽: globe [ globe ] 10 FREEDOM
邦楽の人物写真系のアートワークといえば、この作品もお気に入りの一枚。シンプルですが、ドットが見える荒めなモノクロ写真と、デジタルな音楽・・・何とも言えずカッコイイです。