レムさま。
「ユリイカ」の6月号(レム・コールハース特集)をゴロゴロ、ダラダラ、読んでます。
コールハースについての磯崎新さんの対談、五十嵐太郎さん(編)のOMA用語辞典、コールハースの過去の著書の分析(各本のカラー写真付き)、などなど盛りだくさんの内容です。
そんな中で印象深かったのは・・・
私は勉強不足で、今まで知らなかったのですが、コールハースは何時かの対談で、
「「空間」は建築を神秘化するとても不快な概念です。空間は建築を正当化してしまう。みんな空間を神聖かつ秘密のものとして扱います。他の人たちを締め出してしまうのです。」
と発言していたようなんです(AMOをつくったコールハースらしいお言葉・・・)。
「ユリイカ」ではこの発言を・・・空間を語ることで建築を正当化しようとする多くの建築家がいる。その神秘体験を受け入れない人を排除してしまっている・・・と解説しています。
さらに・・・でも、コールハースの建築を実際に訪れると、(空間と言う概念を否定しているのに)空間の豊かさと密度に圧倒されてしまう・・・とも。
うーん、シニカルで、カッコイイです。
建築を生み出すシゴトをしている人間が、建築や空間を否定するということは、自己否定をするということでもあって、とてもムズカシイことですよね(最終的には建築・空間を生み出してしまう訳ですし)。
コールハースが言っていることとは少しずれるのかもしれませんが、
とにかく私のような設計者(特に設計事務所系(笑))は、現代の都市や街並み、商業主義などを否定しがち・・・。
それが設計する際のエネルギーになっていたりもしますし・・・(笑)
何せ、大学などでは、建築家がつくる建築は高尚で素晴らしくて(大学で初めて、そういう建物の存在を知るんですけど(笑))、それ以外の建物はどうなんだ・・・というところから、学び始めたりしているものですから・・・仕方がありません(笑)。
(住宅特集の対談で長坂常さんが、「私たちは、学校で建築を学び始めた途端、それまで「建物」と呼んでいたモノが、「建築」になる」・・・なんて話もされてましたね)。
いろいろなモノゴトを肯定的にとらえて、取り入れながら前向きに活動していけるといいんですけど・・・性根も偏屈ですからねー(笑)。でも、肯定することで見えてくることもあるでしょうし、共存する(正反対なものであっても)ことで変えていけることもあるでしょうから。。。その方が「かわいげ」もあるってものでしょうし(笑)。
・・・
そんなこんなで?軽くて小さな「ユリイカ」(14×22cm、厚さ1cm程度)を読んでいるうちに、事務所の本棚にデンと居座っているコールハースの著書、ヘビーメタルな「S,M,L,XL」(18×24cm、厚さ7.5cm!)を、久々に見てみたくなって開いてみました。
が・・・やっぱり、私にとってはまだまだ飾りモノ・・・(笑)。
日々精進です(笑)。
本日の音楽:Dave Matthews Band [ Everyday ] 11 Angel
先日、最新アルバムを購入して以来、過去の作品も、再度たくさん聴くようになりました。やっぱり良い。是非聴いてみてもらいたいバンドです。
まだまだひっぱる・・。
社用車ネタ、さらにひっぱりますが・・・
新しい「月9」ドラマで山Pが、水色のフレームのオシャレな自転車に乗って、トーキョーの街を走ってました。一瞬、時代は水色フレームか?じゃあ・・・と思いましたけど、山Pだからオシャレな訳で・・・。
山Pがトーキョーのビルの谷間を走り抜けるのと、36のオッサンが磐田の茶畑の間を走り抜けるのとでは、根本から違いますから(笑)。
身分と環境をわきまえないといけません!
渋くて地味目な黒色・・・ですかね。。。
本日の音楽:B'z [ Survive ] 02 スイマーよ!!
最近では、オープンデスクの学生さんには、「ああ、お母さんが聴いてますよ」なんて言われてしまうB'z・・・(お母さんとの方が年齢が近い(汗))。今回は、山Pのドラマの主題歌担当ということで、学生さんたちとも、少しはハナシがかみ合うようになりますかね。。。
社用車のゆくえ。
早速、今日、社用車を迎えに・・・行ってきました。
が・・・まだ整備が完了していなくて、店内で15分ほど待つことに。
昨日は「オープン記念セール品」という響きに負けて、衝動的に決めてしまったのですが、15分の待ち時間の間に(いろいろなモデルを眺めているうちに)、なんだかチョット間違えちゃったんじゃないか(笑)という気分になってきまして・・・(昨日心配していた事態に、もう・・・?(笑))。
整備が終了して引き渡しという・・・すんでのところでキャンセル(笑)。
本当にヒドイ客になってしまいました・・・(ヒドすぎますよね(汗))。丁寧に整備してくださった店員さんスミマセン。
でもでも・・・少し乗ったら別のが欲しくなってしまうよりはマシではないかと。
とにかく、やっぱり何かピンときたものを所有すべきということで、今回の衝動買いにちょっと(かなり?)反省です。
この苦い経験(笑)を生かしつつ、社用車を所有する計画は継続しています(もちろん今回キャンセルしたお店で買います!)。よって昨日つくられた社則も近々施行されることになります(笑)。
本日の音楽:Queen[ Greatest Hits ] 02 Bicycle Race
もう、ホントに♪Bーicycle♪Bーicycleですよ(笑)。結末をお楽しみに。
社用車。
今日、ついに社用車を購入・・・!
シゴトの合間に、建築関係の本を購入するために立ち寄った「ららぽーと磐田」にて・・・。
「オープン記念特別価格」の値札につられて、ついつい・・・。
カラッと爽やかになった天気につられて、ついつい・・・。
あ・・・自転車ですよ(笑)。
そんなこんなな事情により、事務所に急遽できた社則。
半径5.0Km以内のシゴトや雑用は、原則自転車移動(晴れの日限定(笑))!
よろしくお願いします。。。
この社用車、今はセール品ですけど、ちゃんと乗り出したら本格的なヤツが欲しくなっちゃうんだろうなぁ・・・なんて、今から布石を(笑)・・・。
本日の音楽:UNICORN [ ケダモノの嵐 ] 06 自転車泥棒
今日は社用車と一緒に購入したチェーンロックのみお持ち帰り。明日、社用車を迎えに行ってきます。ロックはいろいろ悩んだあげく、カギだと無くしそうなので、ダイヤル式に。ダイヤルの数字を忘れた時は・・・ライダー失格ですな(笑)。
あっけない。
以前のブログでも書きましたが、建築文化「Uー35のポテンシャル」(2003年8月号)を読んで以来、「35歳」という年齢を常に意識していた私(35歳までに、何ができるのか、何ができるようになっているか)ですが・・・
今日、何の達成感もないまま、あっけなく36歳に・・・(笑)。
踏み越えてしまえば、何でもないライン。
「なーんだ」という感じで、「40歳までに何とかしよう」などと問題を先送りしてみたりしています(笑)。
建築文化で紹介されていた「Uー35」のみなさんも、私の先輩方の「35歳」頃も、それはそれは大きく感じたものですが、今その年齢を踏み越えて、いったい自分はどのあたりなんでしょうか?
そんな男36歳。
子供達からは「カタタタキ」をプレゼントされる始末であります(アリガト(泣))。
本日の音楽:Guns N'Roses [ Use Your Illusion:1 ] 01 Right Next Door To Hell
36歳・・・ジゴクのすぐ傍じゃないことを祈ってます(笑)。印象的なベースで始まるこの曲。アルバムの1曲目にふさわしくパワフル(ちょっと自暴自棄?)でカッコイイです。