タイガー&ドラゴン。
今更ですけど、TSUTAYAでレンタルした「タイガー&ドラゴン」(2005年 TBS)にハマってます。
主演は長瀬智也さん&岡田准一さん(脚本は宮藤官九郎さん)。その他の出演者も西田敏行さん伊東美咲さん蒼井優さん阿部サダヲさんなど、とても魅力的。
落語に魅せられて弟子入りしたヤクザ(長瀬)と、落語の才能があるのに落語を捨てて、売れないブティックを経営している落語家の息子(岡田)を中心に起こる泣き笑いの人間ドラマ。
1話ごとに落語の演目が決まっていて(「饅頭怖い」とか)それとリンクした人間ドラマが展開されていきます。落語の世界と現実(ドラマの中の)とが、ごちゃまぜになりながらすすんで最後にほろりとさせるようなキレイな落ちが毎回用意されている・・・楽しいです。
やっぱり昔から語り継がれている話の面白さが凄いんですかね(NHKの朝ドラ「ちりとてちん」もかなり面白かったですし(落語とリンクして話が展開していくところはかなり似ている))。
とにかく、
出演者、脚本家、主題歌(クレイジーケンバンド)、DVDパッケージのアートワーク・・隅々まで完璧に統一されたコダワリのドラマです。まだ観ていない方は是非(観ていなかったのは私だけ?)。
本日の音楽:John Frusciante [ Empyrean ] 03 Unreachable
レッチリのギタリストのソロアルバム。アーティストの自己満足系、マニアックで地味目な作品です。で、そんな作品はやっぱり暗め(笑)。私的にはかなり良かったです。
このCD、SHM-CD(高音質らしい・・)なんですが(初体験でした)あまりよくわかりませんでした。やっぱり再生する側もそれなりのモノ(聴く人間も含めて)でないとダメですね。
やっぱりMEDIA SKIN。
昨日、auショップに行って、現在使っているケータイMEDIA SKINのリペアをお願いしてきました。
一応、週末に電気屋さんで、各社の機種をながめた上での決断なんですが、やはり魅かれたのはiPhoneのみ。
インターフェイスを含めたゼロからのデザインが本当に魅力的ですよね。何度見て手にとってみても、他の機種とはケタ違いの「濃さ」。デザインのカタマリです。
ですからiPhoneを所有することは、歴史上の重要なポイントに立ち会うような、とても価値のあることだと思うんです(大袈裟?)。
でも、一歩踏み出せず、MEDIA SKINを使い続けることを選択してしまったのは、MEDIA SKINから感じる、日本的な奥ゆかしさ?や「電話機」に対するノスタルジー?。生粋の日本人である私は、アメリカンなiPhoneに多少拒否反応があるのかも(笑)。
何にしても、今は綺麗になって戻ってくるMEDIA SKINを楽しみに待っているのであります。
それにしても現在の日本のケータイ、いいデザインがない。それどころかiPhoneモドキな機種もあったりして・・・寂しいかぎりです。
本日の音楽:Depeche Mode [ Ultra ] 04 It's No Good
30年近くの歴史があるUKバンドです。これは、やたらと暗いアルバムなんですが、私は基本的にロックでもテクノでもどちらかと言えば暗い方が好き(笑)。よってかなりハマりました。特にこの曲は暗くてカッコイイんです(笑)。
ブルータス大学。
BRUTUS 2月1日号の特集「ブルータス大学開講」が面白いです。
内容は、現在大学の教壇に立っていて、普段からブルータスとかかわりのあるデザイナーや建築家、文化人などの皆さんが受け持つ大学の講座を取材したもの。
いとうせいこうさんや深澤直人さん、西沢立衛さんなど、そうそうたる顔ぶれです。それにしても、なんだか今の大学って華やかなんですね。私の出身校である金沢工業大学でも昨年、ユーミンによる公開講座があったらしいですし。
とにかく、
第一線で活躍する方々の授業を、社会人の私たちが聴講するチャンスは、ほとんどないでしょうからとても貴重な特集だと思います(特に、深澤さんの学生に対してデザインを説く授業が興味深いですよ)。
永久保存しておきたい一冊ですね。
本日の音楽:Live [ V ] 09 Flow
私がイチオシのバンド、Liveの2001年の作品です。この曲には私がよく聴いているカウンティングクロウズのボーカルがコーラスで参加しています。両者のバンドの雰囲気は違うのですが、何か共通するものがあるのか、私も両バンドとも大好きなので、歌詞カードを見て、なんだか嬉しくなってしまった一枚です。
ラジカセにお世話になっていた時代。
昔のロボットが頭の中をぐるぐる走り回っている今日この頃。
昨年のブログでも何度か書いた事が蘇ってきています。
それは、昔のほうが、良いデザイン、新鮮なデザインが多かったように感じてしまう自分がいるということ。
アニメにしても、映画にしても音楽にしても、私が子供のころ感じていたものは(20年位前?)は技術的に制約のある中、いろいろな工夫を重ねて制作されていて(もう少しさかのぼれば、録音・再生・動画というだけでも感動!の時代があったわけで)、私たち受け取る側もTVから流れる曲をコレクションするために、ラジカセ(死語?)をTVに近づけて(物音に気を付けて)録音したり(やりませんでした?)、手書きで一生懸命インデックスに曲名を書いたり、苦労して作品に向き合っていたように思います。
やっぱり、時間がかかればかかるほど、手数がかかればかかるほど、人の心を動かすものになると思いますし、それでも実現不可能なことがあればあるほど、そこに夢やロマンがあるように思います。
そういう意味で、感動スイッチが至る所にあったんですよね(些細なことで感動してました!)。
今は、
動画も音楽も、ネットで自由に手に入るし、もし自分で作ろうと思えば、表面上はきれいに真似る事が出来てしまう時代。愛着も減っているし、本物も減っているのかなと(建築もそうかも)。
伊東豊雄さんも、「にほんの建築家 伊東豊雄・観察記」の中で「アイディアもないのに見かけだけ美しくしようとする」と学生に怒っておられました・・・。
いろいろな意味で感動スイッチが以前より見つけにくい時代かも。
で、いろいろ考えているうちに、今の作り手は私たち世代になりつつあるのであって、今感じていることは、作り手である私たちに降りかかっている問題なんだと、今頃気付いてしまい、唖然(笑)。
本日の音楽:DAVE MATTHEWS BAND [ STAND UP ] 05 American Baby
そろそろ聴きたいデイヴマシューズバンドの新作。こちらは最新盤(2005)です。演奏も歌も曲も完璧なアメリカンバンドです。最近は浜松のCDショップにほとんど置いていないのが、さびしいところですが・・・。
つくらないプラモデル。
恥ずかしながら、社会人になってからも、時々買ってしまっているロボット系のプラモデル。
買うのはいいのですが、なかなか作る気になれず、1体も作られることなくハコ積みされている状況なんですよね。
にもかかわらず、お正月、息子と行った模型屋さんで、誘惑に負けて、またまた買ってしまったプラモデル。
今回は、昨年発売されたばかりの、「戦闘メカザブングル」(私が小学3年生の頃のアニメ)の主役メカ「ウォーカーギャリア」。
このアニメに出てくるロボットはロボット的にはちょっとレトロで、少し現実味のあるカタチをしているので、戦車や車の感覚に近くて私好み(実際このロボット、車のようなハンドルで運転(笑)。いったい手の細かい動きなどはどうやって制御してるのでしょうか???)なんです。
ただ、そうは言っても昔のアニメなわけで、場面によってカタチバランスが変わっていたり、ありえない(つじつまの合っていない)動きや変形をしたりしているわけで、バランスの良い立体として商品化するには相当な苦労があるでしょう。それでも、こういう商品開発をするという・・・「好きさ加減」からくる執念みたいなものに魅かれてしまうんですよね(きっと子供のころ、私みたいにTVにかじりついてロボットアニメを見て、プラモデル作りに熱中した人たちがかかわっているんだろうなと)。
そんなことを言っていると、ハコの山がどんどん高くなってしまうのですが・・・。
今、この「ウォーカーギャリア」のせいで、小学生の頃のロボットたちが急に鮮明に蘇ってきています。ダンバイン、エルガイム、バイファム・・・・・同世代の男子なら分かってくれます・・・よね。
ウォーカーギャリア・プロジェクトのブログはこちら・・・結構興味深いです。
本日の音楽:MGMT [ Oracular Spectacular ] 05 Kids
こちらも各誌のベストで評価の高かった新人バンド。一昔に流行ったオーストラリアのサベージガーデンのようにポップでイケメンなユニット。多彩でスカスカなポップス。緩めな感じが良いです。