人より5倍楽しみたい。
私のモノではないのですが、我が家に新しいiPod nanoがやってきました。
iPhoneがほしいとか、iPod classicがほしいとか、さんざん言ってきましたが、その中でやっと買っ
た新型nano。
カラーはグリーン(自分用ならブラックを選びますが、今回は妻用だったので)。
最初行ったお店でグリーンが品切れ、次の店も品切れ、3店舗目でやっと発見。特に希少価値の
高い色ではないと思うのですが、すぐに手に入らないと、何か「意地でも欲しい」と燃えてきますね
(笑)。
その新型nano。以前の縦長タイプに戻って私的には好印象。曲面アルミボディの質感もイイです。
そして何より、音楽を楽しむことに特化したシンプルな機能が潔いですよね。根っこの部分は、変わ
らず、初代から脈々と受け継がれています。モデルチェンジしても一目でiPodとわかるデザインです
し(ヨーロッパ車なんかもそうですよね。幅広いユーザーに合わせようというよりは、本当に好きな人
に買ってもらいたいっていう感じの姿勢が好きです)。
今回のnanoを手にとってみて改めて感じました。何かに特化した、シンプルで美しいものを持つ、嬉
しさ。そこにはオールインワンの多機能なモノでは味わえない、贅沢さがありますよね。やっぱり私も
買うならiPhoneでなくiPod classicにします!決めました(笑)。
巷にあふれている多機能なケータイ電話が1台あれば、iPodもデジカメもTVもDSいらないって、ち
ょっとサビシイ。
バラバラにすればそれだけで、5倍楽しめます(笑)。
今度の新型DSにはカメラ機能が付くようで・・。
機能が他の所有物とかぶっていれば、それはそれでもったいないですしね。
本日の音楽:Ryan Adams [ Love Is Hell ] 05 Wonderwall
ライアンアダムスってもっと明るいロックを演る人だと思っていたら・・・激シブな1枚。オアシスの
ワンダーウォールも暗ーくカバーされています。
iPodを持たずCDとオーディオで音楽を楽しめばさらに+1楽しめますね。なんだかんだ言いなが
ら私も時代に流されています・・要するに今日の話は、自分が欲しいものを正当化するための屁理
屈みたいなもの。
イエのキオク。
幼いころ住んでいた「家」の記憶って、どんなものですか?
私は、あまり記憶として残っていないんですよね。
がんばって思い出してみても・・・
・ごく普通の農家の一軒家で一応和風だった。
・平屋の木造家屋の上に2階をテキトーに増築していた(今じゃありえない増築です(笑))。
・そのせいで、やけに背の高い2階建だった。
・瓦の一階の屋根の上にアルミのバルコニーがのっていた。
思い出すのはこんな程度。ここが素敵とか、居間の空間が気持よいとか、光の入り方が美しいとか
そんな感覚で「家」を見たことは一度もなかったってこと?車やテレビや机などは当然、モノとして
認識していたのに、「家」をモノ(物体)として意識したことがなかったように思います。不思議・・・。
そんな訳で、自分の幼い頃を思い出して、こうして住んでいた「家」のことを考えると、いつも悩んで
しまいます。
「家」が記憶に焼き付いていないのは
1.何の変哲もない家だったから?
2.物心ついたときから住んでいると、その「家」そのものが自分のスタンダードになってしまうから?
3.私の感覚が鈍く、感性が豊かでないから?
4.日本の建て替えサイクルが短くて、「家」に歴史の重みがないから?
設計者としては、住む人の記憶に残る「家」をつくりたい。特にそこで成長する子供たちには、「家」
をつくりあげた両親の感性を肌で感じて、感性豊かに育ってほしいと願っています。
でも、2や3の理由で記憶に残らないとすると・・・どうしましょう(笑)。ワタナベ少年は、2・3のウエ
イトが結構大きかったような(笑)。その領域では親も設計者も無力デス・・・。
幸せに楽しく暮らすための器が「家」ですから、それでいいんですが。
それでも1や4要素に対して、ガンバってもがき苦しむのも設計者。
丹精こめてつくりこめば、きっと伝わるものがあるハズですし、長く愛される「家」になり・・ますよね。
本日の音楽:RADIOHEAD [ the bends ] 03 high and dry
昨日の続きです。U2を後追いで聴くようになって、そのころRADIOHEADのセカンドアルバムが、ちょ
うどリアルタイムで・・・。当時、RADIOHEADはトリプルギターバンドと紹介をされていましたが、今
ほど革新的でビックな存在になるとは、想像もできませんでした。
積まれる小説。
最近、本を読んでない・・・。
衝動買いした小説、お借りしている小説が、読めずに本棚に積まれるばかりであります。
去年は、中国の仕事をしていましたので、移動時間を利用して、たくさん本を読んでいたのですが
(流行りの小説ばかりです(笑))(あと機内での映画も、たくさん見ましたねー)・・・・・。
去年の今頃、読んでいたのが、海堂 尊さんの「チームバチスタの栄光」(映画化されて、この秋に
はドラマ化ですね)。この小説、上下巻で完結なのですが、なぜか事件が解決する下巻より、術中
死の原因を探っている上巻のほうがダントツに面白かった(私だけ?)ため、とても印象に残ってい
ます。
それだけに、小説とは異なる結末になるらしい、ドラマ版にちょっと期待です。出演する俳優陣も
個性的で面白そうですし。
最近、宮川大輔さん、よくドラマに出てますね。塚地武雅さんみたいになるのかな。
本日の音楽:U2 [ Achtung Baby ] 10 Ultra Violet
昨日、ブログに書いた、マセた友人が聴いていたのがこのアルバム(高校生の頃)。ホント、当時の
私には、音もジャケットデザインも大人に感じたのを覚えています。私がこのアルバムを手にしたの
は、5年後くらい。U2が方向転換し始めた最初のアルバム。以前紹介しましたONEなど名曲も入
ってますし、アルバム全体としても傑作です。高校時代にタイムリーで聴いていた「ヤツ」を尊敬しま
すよ(笑)。
悩み多きCDバイヤー。
昨日紹介したoasisのニューアルバム。買ったのは国内盤・・・・。
「・・・」なのは、普段は輸入盤を買っていて国内盤はなるべく避けていまして。
理由は、
1.カッコ悪い邦題がついている(しかも意味不明なときが多い)
「地獄のロックライダー」とか「美しき生命」とか原題とほとんど関係ないものばかり・・・見方を変え
れば芸術的な発想で命名されているといえるかも知れませんが。
2.背表紙のアーティスト名やタイトルがカタカナ表記のメーカーがある
コレクションとして並べたときに、見た目が良くない(笑)。
3.ボーナストラックがいらない
素晴らしい曲ならば最初からリストに入っているはずですし、アルバムの最後が締まらない感じ。
入れるなら、せめて数秒間をあけてボーナストラックを入れてほしい!(もう、どうでもいですよね
スミマセン(笑))。
※もちろん上記をすべてクリアしている国内盤もあります。
逆に、国内盤を買ってしまうとき
1.日本先行発売であるとき
1か月近く早く発売になるモノもあって、我慢できないんですよね。これが(笑)。
2.魅力的な特典があるとき
未発表のライブCDがついているとか・・日本人はオマケ好きなのか、国内盤には特典が多いです。
3.輸入盤のパッケージや印刷があまりにも貧相なとき
輸入盤にはよくあります。ジャケットが紙っぺら1枚で歌詞カードなしとか(笑)。そうそう、CDその
ものの質も国内盤に劣ると聞いたことがあるんですが、ホントですか?
日々こんなくだらないことで悩みながら、CDを購入しているのであります。呆れますよね(笑)。
本日の音楽:Bryan Adams [Waking Up The Neighbours] 12 I Do It For You
ブライアン・アダムス/ウェイキング・アップ・ザ・ネイバーズ(笑)。今から17年前のアルバム(汗)。
このころは、洋楽を買うだけでオトナになった気分でしたね。今こだわっているような細部は気にし
ていなかったです。田舎のCDショップに輸入盤なんて置いてなかったですけど・・・。
洋楽は、このブライアンアダムスやボンジョビ、フィルコリンズ、ビリージョエルあたりの超王道から
聴き始めました(もちろんカタカナCD)。そんな頃、U2を聴いている友人がいたのですが、当時の
私にはまだ良さがわからです。今思えば「U2」・・・カタカナにならないバンド名・・・そういうことです
か(笑)。
本日の音楽(スペシャル)第一回。
oasisの7作目ニューアルバム[ Dig Out Your Soul ]。
今日は、現場や打ち合わせで1日中外出していて、車での移動時間も多かったので、早速聴きま
したよ。みんなで大合唱的な曲はあまりないんですが、カッコイイ音がたくさん詰まったアルバムに
仕上がっていると思います。特に1曲目から先行シングルの4曲目までの流れはシビレました。
oasisはデビュー当時から聴いてきました。1作目2作目と先日紹介したB面ベストはoasisノリノリ
の時代。ストレートな名曲揃いで今でもよく聴くのですが、ホントにストレートなんで、自己流のベスト
などを作っても、私が好きな他のアーティストと相性が良くないといいますか、浮くんですよね(笑)。
なので、oasisだけは、iPodでもプレイリストのベストに入れていなくて、いつも単独で聞いてるん
です(これ、意味不明、理解不能、ですか?(笑))。
で、今作は・・・といいますと、少し方向転換されていて、いつになく「曲」より「音」に凝っている
アルバム(ちょっとオトナになってる?)。いつになくアートなアルバム。
でも、やりすぎで、くどい感じでもなくて・・・
この雰囲気なら、マイベストのリストに仲間入りできるかも(笑)。
アートワークも頑張ってます(表紙だけでなく各ページも、とっても凝ってますよ)。
このアルバム、いろいろな意味で、しばらく楽しめそうです。