磐田市北部地域包括支援センター
約12坪。小さな木造平屋の公共施設です。
高齢者福祉の窓口機関らしく、四方どこから見ても家型に見える親しみやすい外観としています。この外観を形作る屋根は方形造りの変形型。これは屋根の雨水を建物の四隅に自然と集め、落ち葉の詰まりやすい軒樋を省略するための形でもあります。
6.37m×6.37mの室内は、市の管理する建物を、市から委託を受けた法人が運営するという仕組みに柔軟に対応できるよう、備品類の配置自由度が高い無柱空間です。
この無柱空間は、長さ1200mmの構造用合板製サンドイッチパネルをラメラ状に組み剛性の高い屋根面をつくることによって、実現しています。
こちらでこの建物についてのパンフレットをご覧いただけます→
hkbh_p.pdf撮影:長谷川健太
※「地域包括支援センター」は高齢者のさまざまな相談に応える地域の保健・介護・福祉の窓口的機関です。
磐田市北部地域包括支援センター
工事中の写真です。長さ1200mmの構造用合板製サンドイッチパネルをラメラ状に組む様子の記録です。