出島の新しい橋の本。
待ちに待った本が届きました。
「出島表門橋と12の橋 FOOTBRIDGE&12 BRIDGES」 NEY&PARTNERS JAPAN
国に指定された史跡である「出島」に荷重負担ゼロ、橋の上部に景観を損ねる構造物ナシ、河川内に柱脚ナシで架かる美しい橋、「出島表門橋」をメインに、ヨーロッパ各地に架けられた歩道橋から厳選された12橋の図集です。
「出島表門橋」は、石橋を選択する場合、橋の長さを含め完全に再現しなければならないため、鎖国当時の川幅4.5mに対して現在の川幅は30mとなっている以上不可能。となると、景観に配慮しながらも、復元と誤解されないよう現代風の橋としなければならない(また国指定史跡の出島側は掘ることができない)という制約の中から生まれた橋です。
しかも、市民からの「なんで石橋じゃないんだ!」と反発の強い状況の中、プロジェクトがスタートしたとのこと。
「出島ベース」という団体を立ち上げて様々なイベントを仕掛けて地道に理解を求めていったり、難しい構造の橋を地元の造船技術を生かして施工したり、列車を運ぶように工場から現場へ橋を運搬したりす、設計の技術的な面以外にも、いくつものストーリーがあって、読みごたえ十分。
一般書店では流通していないようなので、今回手に入れることが出来て嬉しいです!